雨天走行後のチェーン洗浄、正しい手順とは
雨の中を走り切って家に着いたら、正直もうバイクには触りたくない気分になります。自分も最初の頃は「乾かせばいいや」と放置して、数日後にチェーンがサビっぽく茶色になっているのを見て青ざめた経験があります。
雨天走行後はできるだけ早めにチェーンを洗浄して注油し直します。難しい作業ではないので、この記事では初心者の方でも迷わずできる手順を順番に紹介します。
雨天走行後はなるべく早めの洗浄がおすすめ
雨に濡れたチェーンは、雨水と一緒に泥や砂もたくさん付着している状態です。そのまま放置すると、水分がサビの原因になったり、砂粒がチェーンとギアの間でヤスリのように働いてパーツを傷めたりすることがあります。
洗浄の頻度の目安としては、200〜300km走行ごと、または雨天走行後というタイミングがひとつの基準になります。毎回きっちり測る必要はありませんが、「雨の日に乗ったら洗う」というルールを自分の中で決めておくと習慣化しやすいです。
洗浄前に準備するもの
特別な工具がなくても、家にあるものや自転車用の基本アイテムでチェーン洗浄は始められます。以下のようなものを準備しておくとスムーズです。
- チェーン用のクリーナー(専用品でなくても中性洗剤で代用できる場合があります)
- 古い歯ブラシや専用のチェーンブラシ
- ウエスや古い布(乾拭き用に複数枚あると便利です)
- 注油用のオイル
- 作業用の手袋(オイルや汚れで手が真っ黒になるので、あると安心です)
自分は最初、ウエスをケチって1枚で全部やろうとしたら真っ黒になって全然拭き取れず、結局何度も洗面所を往復する羽目になりました。多めに用意しておくと作業がぐっと楽になります。
チェーン洗浄の基本手順
雨天走行後を想定した基本的な流れは次の通りです。細かいやり方は車種や使用しているパーツによって異なる場合があるので、不安な点があれば取扱説明書も確認してみてください。
- まずチェーンとその周辺(ギア・プーリー部分など)についた泥や砂を、水や軽くブラッシングで大まかに落とします。
- チェーンクリーナーをブラシに含ませ、チェーンのコマひとつひとつをなぞるように汚れを落としていきます。
- 汚れが浮いたら、乾いた布でしっかり拭き取ります。ここで汚れを残すと、後で注油してもすぐに黒く汚れてしまいます。
- チェーン全体が乾いているのを確認してから、次の注油の工程に進みます。
雨の日の汚れは泥っぽくてしつこいことが多いので、晴天時よりも少し丁寧にブラッシングする意識を持つといいと思います。
注油と拭き取りのポイント
洗浄が終わったら、乾いた状態のチェーンにオイルを注していきます。ここで大事なのは、注油後は必ず余分な油を拭き取るという点です。オイルを差しっぽなしにすると、走行中に周囲の砂やホコリを呼び込んでしまい、逆にチェーンの寿命を縮める原因になります。
手順としては、チェーンの各コマにオイルを一滴ずつ落とすようにさし、少し時間を置いてなじませてから、乾いた布でチェーン全体をしっかり拭き上げます。表面がベタつかず、うっすら光る程度になっていればちょうどいい状態です。
自分は昇、オイルを大量に差しすぎてしまい、走った後にズボンの裾が真っ黒になった苦い思い出があります。オイルは少なめから調整するくらいでちょうどいいと感じています。
初心者がやりがちな失敗と注意点
チェーン洗浄に慣れないうちは、いくつか陥りがちなポイントがあります。あらかじめ知っておくと余計な失敗を防げます。
- 洗浄後に水分が残ったまま注油してしまい、オイルが定着しにくくなるケース
- クリーナーやオイルを使いすぎて、フレームやディスクブレーキ部分に付着させてしまうケース
- チェーン以外のギアやプーリー部分の汚れを見落としてしまうケース
特にディスクブレーキを使っている場合、オイル分がブレーキ部分に付くと効きが悪くなることがあるので、作業する位置や布の使い方には気をつけたいところです。細かい構造や注意点は車種によって異なるため、迷ったときは取扱説明書もあわせて確認してみてください。
この作業で使う道具
よくある質問
Q. 雨の日に走った後、その日のうちに洗浄しないとダメですか?
できるだけ早めが望ましいですが、必ずその日でなければいけないわけではありません。放置期間が長くなるほどサビや汚れの定着リスクが上がるので、翼日までには対応します。
Q. チェーンオイルはどのくらいの量を差せばいいですか?
具体的な量は製品や車種によって異なるため断定はできませんが、目安として各コマに一滴ずつ差し、拭き取れる程度の少なめの量から調整するとベタつきを防ぐやすいです。
Q. 洗浄後、拭き取りが甲いとどうなりますか?
余分なオイルが残っていると、走行中に砂やホコリを呼び込みやすくなり、かえって汚れやすくなります。注油後はしっかり乾いた布で拭き取ることが大切です。
Q. 雨天走行が多い場合、洗浄頻度はどのくらいが目安ですか?
目安として200〜300km走行ごと、または雨天走行後というタイミングが一つの基準になります。走行状況に応じて調整してみてください。
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