中味はタイヤレバー2本、直径25mmのノリ付きパッチ6枚、サンドペーパー(20x50mm)そして説明書です、説明書は英語とフランス語のみ。要約しておきます。
1. 穴の開いた周辺表面をサンドペーパーで荒らす。
2. パッチを台紙から剥がし、穴に貼る。
3. 良く押し付ける。
接着剤ではなく粘着剤のようですので、帰宅後に修理しなおしたほうが良いかもしれません。
[よくご存じでない方のために]
クイックリリースハブ+チューブ式の場合、ツーリング中にパンクしたときの備えとしては、下記のいずれかあるいはこれらの組み合わせになります。
1. 瞬間パンク修理剤と空気入れ
2. 予備のチューブ、タイヤレバー、空気入れ
3. 本品、タイヤレバー、空気入れ
修理時間は、1が数分く、3は20分はかかるでしょう。2、3は、雨の日だと手もドロドロになります。対応の広さでは、1は接地面の小さい穴しか対応できない、2はチューブがバーストしても修理可能、2回目のパンクに対応できるのは3しかありません。また、1では、帰宅後にチューブ交換になると思います。もし修理するとしたら、バルブコアを抜いて洗浄または交換、チューブ内部の液体を排出した後、パッチで修理となります。費用と手間を考えたら、チューブ交換も選択肢に入ってくるということです。
パンク修理された方ならよくご存じと思いますが、パンク修理中にパンクさせてしまうことがあります。原因は、チューブをリムとタイヤあるいは、タイヤレバーで挟んでしまうことです。なので、タイヤレバーは慎重に扱うとともに、タイヤビードをリムに落とし込む前にチューブに少し空気を入れておくなどの対処をお勧めします。